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Channel: ハウスRITOKU
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久しぶりの投稿

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164日もブログを更新していなかった。
その主な理由は、数名の方のゲストブックに書き込んでおいた。
創作意欲の有無などといった大それたものではない。
何もかもに「ゆとり」がなくなってしまったのだ。
今はブログどころか自分の人生にも価値を見いだせなくなっている。

我が国では50代の男性の自殺が圧倒的に多いという。
すでに命を絶ってしまった人たちの気持ちが少なからず分かる。
ただ、自分は自殺するほどの勇気を持ち合わせていないので、与えられた寿命のうちは生きているのだろう。
一つだけ以前と変わったことがあるとするならば・・・。

昔は何よりも「死」が恐ろしかった。
自分という意識が消えてしまうことに恐怖心を抱いていた。
現実的なこととして、残された家族のことが気がかりでもあった。
しかし最近、自分が死ぬかもしれないと考えた時、それを肯定している自分に気がつく。
何度も言うが、自分からは死ねない。
ただ、死が迫ってきたときに、それを防ごうとする気構えがないことも確かだ。

今日、農道を車で走っている時のことだった。
向こうからやってくるダンプカーの走行が明らかにおかしい。
たぶん居眠り運転なのだろう、蛇行してこちらに近づいてきた。
その時、スピードも落とさず避けることもせずに、センターラインぎりぎりで走行する自分がいた。
しかし残念?なことに、ダンプは私のアルファードを掠めて通り過ぎてしまったのである。
この出来事が久しぶりにブログを更新させた理由だった。

ぶつかってくれていたら、センターラインオーバーで全ての過失は相手にある。
もしも自分が死んでいたら、まあまあの保険金が家族の手に入るわけだ。
現在生命保険から借金をしている。
返済する気は一切ない。
だから、長生きをすればするほど金利がかさんで、家族にわたる額が少なくなってしまうのである。

ここのところ、同級生がよく亡くなっている。
原因は、突然の病気か交通事故である。
しかも彼らは、みんな死にたくない人たちばかりだった。
もしもそれらに遭遇しなければ、今日もいつも通り職場に向かっていたのだろう。
(お前が変わってやればよかったのに)
心の闇がささやく。

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